「春」をピアノでかなでると
東京地方の桜は、そろそろ見納めですね。みなさんはお花見、行かれましたか?
都会の真ん中にある『ロビンピアノ&英語教室』ですが、それでも、街路樹の緑色が、日に日に濃さを増してくる変化に気づきます。そして、周辺の家々の庭先に咲き誇る花々に見とれながら、私も都会の「春」を楽しんでいます。
さてところで、ヨーロッパの音楽の中にも、春を題材にした曲は、数多く残されています。
ヴィヴァルディ作曲、『四季』(The Four Seasons)に登場する「春」(La Primavera)はあまりにも有名ですね。
また、さほど知られていないクラシックのピアノ曲の中にも、実は春に因んだ名曲がたくさんあるんですよ。
例えば、あのピアノの詩人ショパンが、歌曲を作曲しているのをご存じですか? 「17のポーランドの歌」作品74(17 Chants Polonais, Op.74)という、いかにもショパンらしい、民族音楽風の美しい歌曲集がそれですが、ショパン自身がピアノ曲に編曲している、Op.74-2の副題が、まさに「春」(Wiosna)!
ショパン作曲、タイトルが「春」と来れば、さぞや明るく可愛らしい曲 . . . と、思いきや!この曲は、ショパンがもともと、詩人ステファン・ヴィトヴィツキの何とももの悲しい内容のポエムに、メロディを付けて歌曲に仕上げたもので、明るい「春」のイメージからは、ずいぶんとかけ離れているように思えます。
とはいえ、実は私にとっては、「春」っていうのは何となく物憂い季節。
ですので、このショパンの憂いをたっぷり含んだ、しずんだメロディが「春」というのは、個人的にはかなりうなずけます。
ところで、そんな美しいショパンの曲なのに、実はこの曲はほんの1分足らずの極小作品、しかもバイエル中期レベルで弾けてしまうという、なんとも期待の持てる素晴らしい(!)曲なのです!
「だったら、弾けるかな?」
―はい、弾けますよ!
みなさんも今日からショピニスト目指してがんばりましょうね~
https://www.youtube.com/watch?v=BwjGmoehmpc