【クリスマス・プディングーその1ー】
ロビンピアノ&英語教室では、12月の初めにピアノ発表会も無事終了し、ほっと息 . . . と思いきや、今週は英語クラスのクリスマス会が待っています! そして年末ぎりぎり29日まで、めいっぱいレッスンした後にようやく大掃除。 たしか去年は「師も走る『師走』にならぬように」心掛けます!と宣言したような、しないような . . . う~ん、実現の日々は遠いです。
というわけで、みんなのお楽しみ、クリスマスはもうすぐ🎄 クリスマスといえば、特別なお菓子やお料理も楽しみのひとつですが、国によってその種類もさまざまですね。 最近、日本でも人気の、ドイツのクリスマスケーキは「シュトーレン」、イタリアの「パネトーネ」も、日本人の口になかなか合っています。 見た目も可愛くリッチなケーキは、フランスの「ビッシュ・ド・ノエル」 . . . などなど、本当に種類が豊富!
さてさて、イギリスのケーキはどうでしょうか? 代表的なイギリスのクリスマスケーキのひとつに、
「クリスマス・プディング」というのがあります。
. . ときいて、「あ、名前は知ってる、でも食べたことないな . . 」という方も多いかもしれません。 しかし、イギリス人はやはり食べるのです!!
スーパーマーケット、ベーカリー、コンサート会場のカフェにも見ることができる、黒くていかにもイギリスらしい、(華やかさに欠ける、地味な風貌の)あのお菓子🎂 何が入っているのかわからないけれど、とにかくずっしり、フルーツの獲れない国を象徴するかのように、ドライフルーツがふんだんに投入された蒸しケーキです。
テーブルに置かれたプディングにはブランデーをかけ、フランベします。 ここはちょっとロマンティック . . . というよりは、ハリーポッターの魔術を彷彿とさせる、と言った方がしっくりくるでしょうか?! ブランデーバターなる、カスタードクリームのようなものを添えて食します。
私はロンドンに住む前に、実はクリスマス・プディングが苦手でした。 ですが、イギリスに滞在してからは、いくつもの様々なプディングを体験する中で、「おいし~い、おかわり!」と言ってしまいそうなプディングにも出会いました。 特に、家庭で作られるクリスマス・プディングは、出来立てで柔らかく、甘さも控えめ、ブランデーバターの仄かな香りもなかなか素敵 💖 イギリス料理も捨てたものではない!となってきますよー
写真は、とってもお料理の上手な、イギリス人のお友達が作ったプディング。 手作りブランデーバターとともに、ひと皿はあっという間にペロリ、でした 😋
フランス、イタリア、ドイツ、とブームを辿ってきたクリスマスケーキ、
いよいよ次はイギリスの出番!
. . . って、そんな日ははたして来るのでしょうかー???