オリンピックはイギリス発祥?!

毎日、まるで「ゆで卵器」の中に入って過ごしているようなこの暑さ!

みなさんは、健康で楽しい夏をお過ごしですか?

今年の夏は、オリンピック!とにかく何はなくともオリンピック三昧!と、メディアにくぎ付けの方も多いのでは?

日本選手団の活躍、素晴らしいですものね~

ところで、前回のオリンピックの時、私はロンドンに住んでいましたので、夏に一時帰国するまで、その一部始終を見ることができました。(と言っても、オリンピック会場には、ひとつも足を運んでいません。←追及はナシでお願いしますね!)

この2012年はオリンピックだけでなく、女王様の即位60年祭(The Queen’s Diamond Jubilee)でもあったので、イギリスはそれこそ大盛り上がりの1年でした。

オリンピックといえば、競技以外にも色々と話題は尽きないものですが、4年前のオリンピック・マスコット、覚えていらっしゃいますか?

強烈(に悪趣味!)なキャラクターだったので、見れば思い出す方は多いと思います。

ですが、(「悪趣味」と書きましたが)何にも由来はあるものなのですね . . と、4年前の話しを今更 . . ですが、私は最近これを知って(今から書きます)、イギリス人もただエクセントリックなだけではないことがわかり、しかもちょっと良い裏話にしみじみしました。

ロンドン・オリンピック・マスコットの一人、ウェンロックくん(*写真は2012年ロンドン、パディントン駅構内のウェンロックくん)、実はその名前は、イギリス北西部シュロップシャーにある、マッチ・ウェンロックという小さな町から来ているのです。

鉄産業発祥の地、シュロップシャーの町に因んで付けられた名前も、また彼(ウェンロックくん)が、その鉄くずから生まれたという(イギリス人しか思いつかない変な!)設定も、産業革命時代の大英帝国の栄華を誇る、イギリス人らしい発想だったのですね。

では、シュロップシャーにあるたくさんの町の中から、何故、名前に選ばれたのがマッチ・ウェンロックなのか?と言うと、実はこの町では、近代オリンピックの始まる46年も前の1850年から「ウェンロック・オリンピック」なるものが、行われていました。

競技会を発足した、地元の医師ブルック博士は、市民の「道徳、健康、知性」を向上させるのは野外活動であるとの強い信念を持ち、誰もが参加できる野外競技会を開催。

当時の競技内容は、徒競走、クリケット、輪投げ、などの伝統競技の他、計算や編み物などの文化競技もあったそうです。

その後、彼はイギリスの全国大会の創始者となり、さらに夢は世界大会へと続いていきました。

紆余曲折を繰り返しながら、ついに開かれた1896年の第一回アテネ大会

自分自身の構想を実現すべく世界を奔走した、ブルック博士が他界してから、わずか4か月後のことでした . .

小さなイギリスの片田舎でスタートした野外競技会、一人の医師、が、近代オリンピックに与えた多大なる影響に思いを巡らせながら、今日はちょっと歴史散歩してみました。

そういえば、このマッチ・ウェンロックという町、私は残念ながら行ったことがありません。

しかし、観光案内を見ると、なかなか風情のある、中世そのままのイギリスらしい町のようです。ロンドンも良いですが、イギリスはこんな素朴な片田舎にこそ、魅力があふれています。私も、いつか訪れてみたいなーと思っています。

(注:な~んにもない田舎町が苦手な方にはお勧めできませんが . . )

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