ショパン旋風~♪~
さあ!ようやくこの「ロビンピアノ&英語教室」ホームページにも、ショパンさんの出番がやってきました。「やってきた」って言ったって、私が書けば良いだけのことなんですが^^;
ピアノ界では、ショパンさんは今ちょっとした旋風を巻き起こしているのです、というのは、ショパンさんの祖国ポーランドでは、10月3日に『第17回 ショパン国際ピアノコンクール』がスタートし、国立ワルシャワ・フィルハーモニー・ホールでは朝から晩まで、ショパンさんのピアノソロピースだけが演奏される日が、20日間ほど続くという、よく考えてみるとかなり異常な事態になっているのです。
実は私も、5年前の10月、若きコンペティター達の演奏を生で聴いてみたいと、ロンドンからワルシャワまで約2時間、飛んでまいりました。
そこからはもう興奮のるつぼ!まだ第2次予選で、「何、このレベルの高さは!?」と、
ホールの2階バルコニー席から転げ落ちるほどの、驚きと感動でした。
コンクールは確かに「闘い」という言い方もできますが、ショパンさんの音楽がひたすら大好きな私にとっては、ショパンコンクールの場合、他のコンクールとはわけが違います。
それぞれのピアニストさんの、思い思いの解釈と表現のしかたで演奏されるショパンさんの音楽を、ただ毎日聴き続けられる、ただそれだけで嬉しくなってしまいます。
コンクール優勝は、ステイタスのひとつと世間ではみなされますが、結局は自分の気持ちと近い弾き方をしてくれるピアニストさんが、ナンバーワンですね。
実際、ピアニストさんの中には、コンクールはひとつの経験、と考えている方も多いのではないでしょうか?成功するかどうか . . . というより、そもそも人生の中で、何を成功と思うかも人それぞれですね。
素敵なショパンさんの音楽がいっぱい鳴り響くワルシャワの秋はこんな感じ。
ショパンさんの像のある、ワジェンキ公園です。